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【展示品】「焔の劔」《原画》
¥99,999,999
SOLD OUT
■-----------作品情報-----------■ ■題名:「焔の劔」 ■英: Flame Sword ■サイズ: M50号《1167mm×727mm》 ■画材: 《アクリルガッシュ/アクリル》 ■制作日: 2022/12/9 《 [email protected] 》 ------------------------------------------- ”赦し”とはー、 全てなる己を慈しむ心である。 また魂の揺らぎに逆らう事なくー、 在るがままを受け入れる時。 全ては我が心中に宿ると知る時。 「愛と赦し」 ------------------------------------------- ------------------------------------------- 【1】夢 ------------------------------------------- 私は夢を見たのです。 誰も居ない暗闇の地に 甲冑《かっちゅう》に身を包んだ騎士が一人。 騎士は 蛇行した刃の劔 《つるぎ》を持ち 自らを穿ってしまう。 数日後、 また夢を見ました。 男性が死の淵から 目を覚まし 光に包まれ、 光の中へと消えて行く夢。 短く断片的な二つの夢は 私に強い印象を残し 忘れるどころか この二つの夢は 一つの繋がった物語だと 気づきました。 一体何のメッセージを持った 夢なのか? 分からないまま その後も継ぎ接ぎのシーンを見るように 夢を見る日々が続き、 それらをつなぎ合わせて 回想してみると 輪郭が浮かび上がってきたのです。 それは、 一人の人間が 「焔の劔」によって 痛みと苦しみから 完全なる愛からの恵みを知る物語。 ------------------------------------------- ------------------------------------------- 【2】劔《つるぎ》の祈り ------------------------------------------- 「焔の劔とは」 あらゆる負の感情を 焔《ほむら》で焼き祓い、 そして真実の志へと 目醒める為の世界の鍵。 "誰かが"ではない、 "誰もが" 焔の劔の使い手となり 生きる強さを思い出すために、 焔の劔は現れたのです。 怒り、憎しみ、悲しみ、絶望、罪、 避けたい、無きものにしたいその感情を 内包する自らを受け入れ、 どんな境地であろうとも志へと覚醒めた、 この劔の持ち主の彼の様に 生きる真意がそこにある様な気がしました。 それはどんな状況下でも 穢れぬ 《けがれぬ》志、 生きる強さを象徴するもの。 ------------------------------------------- ------------------------------------------- 【3】私の中の弱さと強さ ------------------------------------------- 私はずっと自分の中の "弱さ"を赦せずにいました。 少しのことでくじけ、気に病む。 そんな私に対して、 繊細だね、感受性が高いんだね、 気にし過ぎよ、 そんなに考えなくていいのに…と人が言う。 私はそんな自身を忌み嫌い、 また、私から見て「強い人」を 妬んで《ねたんで》いました。 強くなりたい、そう思う反面、 私の中の"強さ"という認識に、 いつもなにか違和感を感じていました。 強さとはなんだろうか。 この絵を描く時に何度も自問自答しました。 そして出てきた 私の考えていた強さとは、 "何も感じない事"でした。 感じすぎる自分を否定するあまり 感じない事を強さだと勘違いしていたのです。 しかし痛覚が無ければ、 傷を負っても それが痛いのだと認識できないように、 苦しみや悲しみを感じなければ、 誰かに寄り添うことは 出来ないのだと気が付きました。 「自身の抱えている 苦しみや悲しみ、 "弱さ"と認識しているそれは いつしか慈しみの心へと変容し、 真の強さにもなり得る」 焔の劔が 私にそう語りかけてくれたのです。 ------------------------------------------- ------------------------------------------- 【4】「焔の劔」STORY ------------------------------------------- 炎をまとい あらゆるものを焼き尽くす 「焔の劔」の使い手であった男。 彼は、自らにかけた暗示により 正気を失い、 魂を分けた伴侶を 手に掛けてしまいます。 その罪を償う為に、 彼は自らの意志で誓いを立てます。 「この世のありとあらゆる人々の 痛みや悲しみ苦悩をすべて私の背に負う」と。 すると焔の劔は ありとあらゆるこの世の負の感情を 引き受けた男を 切り裂きます。 忌み嫌われるこの世のすべてを受け入れ 劔に焼き尽くされた苦しみは 苦悩を抱える世界への 慈しみの想いへと変容したのです。 自身の忌み嫌うもの全てを受け入れ、 それすら糧にし、また同じ様に 苦しみを抱えている人達へ 慈しむ心を持ち、寄り添う事。 彼の物語《HE STORY》は "誰かの物語"ではなく、 "全ての物語"《HISTORY 歴史》だったのです。 どんな罪も穢れも、 苦しみも悲しみも受け入れ、 そして、その経験が真実を教えてくれる。 真の強さとは この世界のすべてを愛するということ なのかもしれない。 -------------------------------------------
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【展示品】Astral アストラル 《原画》
¥99,999,999
SOLD OUT
■-----------作品情報-----------■ 『 Astral 』 ■日: アストラル ■サイズ: M100号《1620×970mm 【1.62m×0.97m】》 ■画材: 《アクリルガッシュ/アクリル/水彩》 ■制作日: 2022/4/12 《 [email protected] 》 ------------------------------------------- 静かに在り、静かに無い。 私はすべてを捨て去り、 目を醒ますとそこは 全てが満ち、全てを亡くした 場所へと辿り着いた。 怒りは消え、 哀しみは暖かさへと変わり、 豊かに満ちた世界は 全てを忘れ去ったようで、 穏やかだった。 ------------------------------------------- ■『Astral』《アストラル》について■ 【Ⅰ】 地球を取り巻くオーラの様なものー。 表層は霊界、霊界を超えると 「アストラル界」がある。 「アストラル界」は「5次元世界」と言われる 地球の未来世の波動域に繋がっている。 白龍『Astral / アストラル』は、 この「アストラル界」より 私のイメージを通して現れたエネルギーを 具現化し描いたものです。 前作『真如 / シンニョ』では、 一人の人間が、真実に目覚め、 ある日、固く閉まっていた 幻想の大扉を開けたことによりー、 第3の目〈眉間のチャクラ〉から龍が 産まれ出たのです。 ------------------------------------------- 【Ⅱ】 龍は美、醜、正、誤… あらゆる人間を苦しめる 幻想を自らの喉元を切り裂いて 広大無辺の宇宙に解き放ちます。 そしてこの龍は、 幻想という重い足かせの解放を 身を切り裂いて自らも脱皮しながら 天上にある一点の光に 吸い込まれるように消えてゆきます。 今作、『Astral / アストラル』は 前作、『真如 / シンニョ』で 天上へ消えて行った 大龍が成長し、現れた姿を描いています。 その姿を描くうち、 私はやっと『真如 / シンニョ』の 人間がこの『Astral / アストラル』に なったことを理解しました。 ------------------------------------------- 【Ⅲ】 私達の内にある意識の覚醒のストーリーです。 人間は目で見える物質体ですが、 その周りを見えない エネルギーが何層も取り巻いています。 人体〈物質体〉 ↓ エーテル体〈生命体〉 ↓ アストラル体〈精神体〉 人体から外側2層目がアストラル体になります。 私達は毎日寝ますが、 寝ている間に「アストラル体」から、 「アストラル界」に意識を繋げています。 夢をみる部分もこの 「アストラル体」を使って見ています。 ------------------------------------------- 【Ⅳ】 「アストラル界」では人間の感情を浄化し 本来のありのままの姿を 生きることができる高波動域です。 人間が死んだら還る 場所とも言われています。 この場所で死後の自分は次の行く先を 決めることになると言われています。 今の地球は3次元〈物質界〉ですが やがては重い感情を昇華し、ありのままの自分を 表現する〈精神の自由な表現世界〉 5次元世界に移行するべく 成長を求められています。 この5次元界から薄っすらとイメージで現れた 私達を手招いている存在 『Astral / アストラル』をご覧になって 何かを感じていただけたら幸いでございます。 -------------------------------------------